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【ステップ2】Go言語の開発環境のセットアップ

Go言語(Golang)でプログラミングを始めるには、適切な開発環境をセットアップすることが重要です。この記事では、Go言語の開発環境を整える手順を詳しく説明します。

はじめに

本記事は全30ステップで学ぶGolangをテーマにしたGolang学習フローステップ2です。
この記事へ直接訪問された方は、ぜひ下記の記事を参考に自身の理解度をふまえて学習を開始してみてください。

【全30ステップ】Golangで始めるプログラミング学習

前回までのあらすじ

前回のステップでは、プログラミングの基本概念とGo言語を学ぶ意義について学びました。プログラミングが問題解決のための強力なツールであり、Go言語が現代のソフトウェア開発に適した特徴を持つことを理解しました。

【ステップ1】プログラミングとは何か、なぜGo言語を学ぶのか?

Go言語のインストール

Go言語は、公式ウェブサイト(https://golang.org)からダウンロードしてインストールできます。Go言語の大きな特徴の一つは、Windows、macOS、Linuxなど、多くのプラットフォームでサポートされていることです。

インストール手順

https://golang.org/dl/ にアクセス

お使いのOSに合ったインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを実行

画面の指示に従ってインストールを完了します。

インストールが正常にできているか確認する

ターミナル(コマンドプロンプト)を開き、下記コマンドを実行する。

go version

このコマンドが正しくGoのバージョンを表示すれば、インストールは成功です。

環境変数の設定

Goでは、GOPATHという環境変数が重要です。これはGoのワークスペースを指定するものです。

  1. 任意の場所にGoのワークスペースディレクトリを作成します(例:C:\GoWorkspace~/go)。
  2. このパスをGOPATH環境変数として設定します。

Windowsの場合

  • システムのプロパティ → 環境変数 → 新規 でGOPATHを追加

macOSやLinuxの場合

  • .bash_profile.zshrcに以下を追加
  export GOPATH=$HOME/go
  export PATH=$PATH:$GOPATH/bin

IDE(統合開発環境)のセットアップ

Go言語開発に適したIDEをインストールします。人気のある選択肢には以下があります。

  • Visual Studio Code(無料): Goの拡張機能を使用
  • GoLand(有料、30日間の無料トライアル有り): JetBrains社製のGo専用IDE
  • Sublime Text(無料評価版有り): Goのプラグインを使用

ここでは、Visual Studio Code(VS Code)のセットアップ手順を紹介します。

  1. VS Code公式サイトからVS Codeをダウンロードしてインストール。
  2. VS Codeを起動し、拡張機能(Extensions)タブを開く。
  3. 「Go」で検索し、公式のGo拡張機能をインストール。

最初のGoプログラム

環境が整ったら、簡単なプログラムを作成して動作を確認しましょう。

GOPATH内にsrc/helloディレクトリを作成
必要なファイルを作成
プログラムファイルを作成: sample1

先ほど作成した src/hello の中に main.go ファイルを作成し、下記のコードを記述してください。

go
package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, Go!")
}
ターミナルから実行する

作成した hello ディレクトリに移動後、下記コマンドを実行します。

go run main.go

Githubのコードサンプルを参照している方は go run step02/sample/main.go sample1 で実行できます

“Hello, Go!”と表示されれば、環境のセットアップは成功です!

ターミナルで、現在のディレクトリを移動するには cd コマンドを使用します。

change directoryの略です。ターミナルを使う上でもっとも使用頻度の高いコマンドですので覚えておきましょう!

実践的な演習問題

問1:名前と自己紹介を表示させるプログラム: exercises1

環境のセットアップが完了し、「Hello Go!」と文字が表示されたと思いますので、自分の名前と簡単な1文自己紹介を表示させてみましょう!

先ほどのmain.goをよく見るとヒントがありますよ!

表示された文字列を思い出しながらプログラムを確認すると…!?

クリックして答えを見る
go
package main

import (
	"fmt"
	"log"
)

func main() {
    fmt.Println("最強エンジニア")
    fmt.Println("つよつよエンジニアです。よろしくお願いします!")
}

まだ実際にプログラムが何をしているのかを理解する必要も知る必要もありません。
fmt.Println(“Hello Go!”)で表示する文字をプログラムしている事に気づくのが今課題の目的です。

サンプルと演習問題の動くコードを公開!

Githubにて各ステップのコードを公開しています。cloneして動かしてみたり、手を入れて理解を深めてください。
ぜひStarでの評価をお願いします!

次のステップへ

開発環境が整ったところで、次はGo言語の基本的な構文や概念について学んでいきます。次のステップでは、変数の宣言、基本的なデータ型、そして簡単な制御構造について学びます。これらの基礎を理解することで、より複雑なGoプログラムを書くための土台が整います。

Go言語の開発環境セットアップお疲れ様でした!これで、Goの世界への第一歩を踏み出すことができました。プログラミングを楽しみましょう!

【ステップ3】”Hello, World!”、最初のGoプログラム

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